2026.01.21あらたか

【hanare宝塚】今年の願い

今年も「hanare宝塚(小規模多機能型居宅介護)」の壁には、ご利用者のみなさまの願い事が書かれた絵馬が飾られました。ゆっくりと手を動かし、一文字一文字ていねいに書かれた言葉からは、その方らしさや想いがにじみ出ているように感じられます。

昨年2025年は、様々なことに挑戦した一年でした。
夏には、これまで誰も経験したことのなかった沖縄の踊り「カチャーシー」に挑戦し、たくさんの方が踊れるようになりました。また、ハンドベルも2か月間練習しました。12月のクリスマス会当日には、それまで音階を声に出しながら演奏していたところを、初めて音階を言わずにチャレンジ。自分の鳴らすタイミングを見計らい真剣な表情でベルを振り、「きらきらぼし」を最後まで演奏しきった瞬間、笑顔と拍手に包まれました。
このように、どんなに年を重ねても挑戦したらできるようになるということを、みなさまに教えていただいた一年でした。

そんな「挑戦する気持ち」が力強く表れていたのが、Mさまの絵馬です。
「がんばって やってみる」
短い言葉の中に、前向きな意志がしっかりと込められていました。
また、「みんな大好き なかよく」と書いてくださったYさまの絵馬からは、和気あいあいと一つのことに取り組む日々の温かさが伝わってきます。

昨年の9月には、はじめてご家族さまを招待しての車椅子レクダンスを開催し、ご家族とのつながりを感じる場面もありました。
「家族みんな今年一年元気でくらせますように」
「家族の役に立つように 勉強がんばりたい」
ご家族への想いが綴られた絵馬も多く見られました。

そのほか、
「ケーキ食べたい」
「おいしいおやつがたくさん食べられますように」
「コロンコロン(馴染みの喫茶店)にいっぱい行きたい」
と、食べたいものを願いにしたためてくださった方も。
“おいしいもの”は元気の源ですね!

また、
「足が自由になりますように」
「元気になりたい」
「元気な年に」
と、ご自身の健康を願う声も多く寄せられました。

みなさまの願いがかなうように――。
今年最初のレクリエーションとして、「鏡開き」を行いました。
張り子で作った大きな鏡餅を木槌でたたくと、中から現れたのは大きなマシュマロ。
お餅に見立てたマシュマロを入れた甘いぜんざいをみんなでいただき、「幸せすぎるくらい甘い」という名言も飛び出しました。
鏡開きには、年神さまが宿ったお餅をたべることで、一年の健康を願う意味があるそうです。また、丸いお餅を重ねた鏡餅には「円満に年を重ねる」という願いも込められているのだとか。まさに、hanare宝塚のみなさまにぴったりの行事です。

年を重ねてもその方らしく、前向きに過ごしていただきたい――。
そんな想いを、私たちスタッフも胸に抱いています。

最後にAさまの絵馬の言葉をご紹介します。
「明るい気持ちを日々前進 健康を見つめて 進み行く」

きっと、みなさまの願い事は叶うはず。
だって今年は――ウマくいく!