2025.11.25あらたか

【hanare宝塚】秋のお出かけ

「hanare宝塚(小規模多機能型居宅介護)」の秋のテーマは“外出”。
紅葉の季節、秋ならではの体験を楽しんでいます。

秋と言えば「芸術の秋」。
hanare宝塚では昨年に続き、今年も「すべての人の作品展ぷらす」に作品を出展しました。小さく切ったお花紙をたくさん丸め、下絵の色にあわせて貼り重ねていくことで、立体的な絵が完成します。今年は夏祭り「沖縄フェス」での思い出をhanareオリジナル紅型(びんがた)風に表現。「ウチのがいちばん派手やな」と、ご利用者さまが笑ってしまうほど存在感のある作品に仕上がりました。

制作するだけでなく作品展に出すことで地域の方々や主催者の方々との会話がひろがります。「こういうの作ってみたいね」と他の方の作品をじっくりご覧になっているご利用者さまもいらっしゃいました。

芸術といえば、ここ宝塚では「宝塚歌劇」。
歌劇が好きな方も多いhanare宝塚では、この秋、大劇場のある花の道へ散策に出かけました。青空にヨーロッパの町並みを思わせる赤い屋根が映え、それだけで少し特別な気持ちになります。舞台そのものは見られませんでしたが、その雰囲気を味わおうとロビーにも入ってみました。「歌劇を見に行けないから入院しない!」という名言の持ち主のご利用者さまもパネルの前で写真をとったり、グッズショップをのぞいたりして久しぶりの雰囲気を楽しまれていました。

そして、秋と言えばコスモス!
毎年秋になると訪れている武庫川河川敷のコスモス園。
今年はhanare伊丹と宝塚の両事業所が落ち合う初めての合同企画を行いました。Zoomでの“プチミーティング(today)”で交流していたこともあり、スタッフ同士は顔なじみでしたが、ご利用者さま同士が直接会うのは初めて。さらに当日は偶然にも「metoo西宮(グループホーム)」のみなさんとも出会い、3事業所そろって鮮やかなオレンジのコスモスを背景に、貴重な合同写真を撮ることができました。

まだまだ紅葉も楽しめる秋。
寒さが本格化する前に、hanare宝塚では地域に出て季節の思い出を増やしていきたいと思っています。外に出ることで「地域に暮らしている」という実感が生まれます。介護が必要になっても地域の一員として希望をもって生活をしていただきたい――そう願っています。