2025.10.02あらたか

【metoo宝塚】役割を持って暮らすということ

「metoo宝塚(グループホーム)」では、普段の生活のなかで「入居者さまのお仕事」と呼んでいる取り組みを行っています。

充実した暮らしに必要なことは何か?―― 私たちは「役割を持つこと」に注目し、今年7月からスタートしました。報酬もご用意し、単なる「過ごす場」ではなく「暮らす場」としての生活を大切にしています。具体的には、洗濯物たたみや手すり拭き、野菜の水やりなど。みなさまがそれぞれの日常の中で生き生きと役割を担ってくださる姿は、とても頼もしく感じられるほどです。
2階のベランダではミニトマトを育てており「これでいいの?」と慎重に水やりをされるYさまの表情は愛情にあふれています。現在は実が赤く色づき、収穫したミニトマトは皆さまで美味しくいただきました。


また、洗濯物たたみをいつも丁寧にたたんでくださる方や、「何か手伝うことはない?」と気にかけて下さる方も。先日は、おやつにパンケーキを作っていただき、集中して作業される姿にスタッフも感動しました。こうした「役割」を通して、皆さまがより主体的に生活を楽しみ、施設が本当の意味での「暮らす場」となっていくことを目指してまりいます。