2025.07.29Toyroro
「子どもの夜泣きで大人の方が眠れていない」「ラーメン屋さんでは、どちらかの麺がのびのびで冷えてしまう」「落ち着いてご飯が食べられない」――そんな子育てエピソードをよく耳にします。少しでもママとパパの時間を有意義に過ごしていただきたいという想いから、初の試みとなる1・2歳児の「お泊り保育」を実施しました。
レクリエーションは「宝探し」。
封筒に入ったカードを手がかりに、海の生き物を探しに行き、見つけられたらお宝と交換。クジラ、イルカ、クラゲと様々な生き物がサーキュレーターに挟まっていたり、避難扉の1番上に乗っかっていたり、それぞれの場所に隠れています。海の生き物を見つけると、「これ、おさかなちゃう?」「これは、くじらだよ」と盛り上がり、みんなの前で何を見つけたのか発表してもらいます。「これはなにかな?」と保育士の問いに「ヒトデ!クジラ!」と元気いっぱいに答えてくれました。中には「イカ!」と言ってくれた子も……(でも、それは“カイ”だったのです笑)
海の生き物と交換するお宝は「花火」!
テラスに出て花火が始まると、みんな興味津々。パチパチと火花が散る様子に驚き怖がる子、目を真ん丸にして先生と一緒に眺める子、好奇心大制で花火に触りたいと手を伸ばそうとする子など、それぞれに合ったペースでゆったりとしたひとときを過ごしました。
お迎えの時間には、子どもたちよりもママ・パパの方が嬉しそうに「〇〇ちゃーん!」と駆け寄る姿が印象的でした。ほんの一日だけど、やっぱり家族にとっては特別な時間だったのかもしれません。
ママ・パパの気分転換にはなったでしょうか? 少しでも心と身体を休める時間になっていたら嬉しいです。普段見る事のない夜の姿を見ることで、私たちがママたちの相談相手になれたり、ママたちの悩みをもっと理解できるきっかけにもなった気がします。成果はこれからですが、私たちはこれからも子どもだけではなく、ママ・パパの味方でありたいと思っています。
「ママ・パパのためは、子どものため」