2025.05.02日々青々
令和7年2月に開催された「日本介護支援専門員協会 第23回近畿ブロック研究大会 in 滋賀」において、日々青々では県立兵庫大学・林教授と共同で、「要支援状態を維持することに影響する要因」(副題:エイジングの個別性と多様性に着目して)というテーマで研究発表を行いました。
この研究のきっかけは、日々のケア業務の中で湧き上がった素朴な疑問です。
「なぜこの方は、より長く“要支援”の状態を維持できているのだろう?」
「その背景には、どんな理由があるのだろう?」
私たちは、身体機能の状態に加えて、「いきがい」や「人生観」、「幸福感」といった、その人ならではの主観的な想いが深く関係しているのではないかと考えました。
そこで、長期間にわたり要支援状態を維持されている高齢者の方々にインタビューを実施し、その中から“維持の要因”を探り出し、ケアマネジメントに活かすことを目指しました。
当日は、居宅日々青々のケアマネジャー全員が発表に参加し、座長からは非常に好意的な講評をいただきました。
今後も現場の実践に根ざした研究活動を通じて、支援の質をさらに高めてまいります。
次の目標は、今年11月に開催される全国大会――現在、絶賛準備中です!