2020.11.19Toyroro

落ち葉あそび

季節の移り変わりとともに公園には色とりどりの落ち葉が舞い落ち、秋の自然は子どもたちにとって宝の山です。
お散歩に出かけると子どもたちは、イチョウや紅葉などさまざまな色や形をした落ち葉に目を輝かせながら「あか! きいろ!」と言って集めることを喜んでいました。また、匂いをかいだり、パリパリという葉っぱの音を聞いたりしながら秋を体感していました。

園内に落ち葉をひろげ「感触あそび」からのスタートです。まるで絨毯のように広がる落ち葉を見た子どもたちは大興奮。落ち葉を両手いっぱいに抱えながら、お友だちや私たちと“落ち葉シャワー”を何度も掛け合いました。
次は、「葉っぱ探し」ゲームです。部屋に散りばめられた葉っぱを集め、葉っぱの裏にある虫を探したりするというゲームを楽しみました。虫の付いた葉っぱを見つけると、大事そうに葉っぱを握りしめていました。
最後は子どもたち自身がアリになり、フェルトでできた大きな葉っぱに「姿を隠す」という遊びです。子どもたちは頭に触角のカチューシャを付けてアリに変身。葉っぱに隠れると、見つからないように静かに身を潜めていました。見つかると歓声をあげながら「もう一回する」とリクエストが絶えませんでした。

自然は外にしかないという概念をふり払い、室内に大量の落ち葉を用意したことで、自然に触れることを思う存分楽しんでいたキッズたち。落ち葉遊びを通して、自然の面白さに気付いた子どもたちは想像力を育ませていました。また、子どもたちの好奇心を掻き立てることにつながり、さまざまな発見や驚きを見せてくれました。今後も自然に触れる楽しさを伝えていきたいと思います。